GAP公開授業 「アート・ジャミールの活動を通してみる中東のアートと建築のいま」




大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻(GAP)では、サウジアラビアの首都リヤド、そしてドバイを本拠地とする芸術機関アート・ジャミールのディレクター、アントニア・カーバー氏と、建築家で ibda design 設立者のワエール・アル・アワール氏をお招きし、「アート・ジャミールの活動を通してみる中東のアートと建築のいま」と題した授業を行います。この授業は、全学年・学科を対象とした公開授業となりますので、みなさまお誘い合わせの上、是非この機会にご参加ください。

日時:11月28日(火)18:00-20:00
登壇者: アントニア・カーバー(Art Jameelディレクター)
ワエール・アル・アワール(建築家、ibda design 設立者)
会場:上野校地 美術学部 中央棟1階 第1講義室
使用言語:英語 ※日本語への逐次通訳があります。

プロフィール

アントニア・カーバー(アート・ジャミール ディレクター)

カーバー氏は2016年8月よりアート・ジャミールのディレクターとして、アート、文化遺産、教育などの分野を監修している。2010-2016年にかけて、中東や南アジアの主要な国際アートフェア、アート・ドバイのディレクターを務め、世界で最も国際的なフェアとして注目されるまでの発展に貢献した。The Art Newspaper や Screen International など国内外の美術雑誌に中東のアートシーンや映画に関する記事を寄稿するほか、書籍の編集も数多く手がける。2004年より美術雑誌 Bidoun の編集者、中東アートプロジェクト部門のディレクターを歴任し、教育プログラムやアーティストのプロジェクトを共同で企画。ドバイ国際映画祭の設立にも関わり、2004-2014年までプログラム委員として活動。エディンバラ国際映画祭ではアラブ映画やイラン映画の専門家を務める。2001年にアラブ首長国連邦に拠点を移すまでは、ロンドンやシドニーで活躍。ファイドン、Institute of International Visual Arts (Iniva)、 G&B Arts Internationalで出版やアート業界に従事した。


ワエール・アル・アワール(Ibda Design共同設立者、主任建築士)

ワイール・アル・アワル氏は2009年に東京から中東に拠点を移し、Ibda Designを設立。東京での6年間は小嶋一浩や赤松佳珠子と共にCAtの仕事に取り組み、磯崎新やSANAAと協働で数多くの国際的なプロジェクトを手がけた。2012年から寺本健一を Ibda Design パートナー及び主任建築士に迎え、寺本氏と共に東京で様々な国際的なプロジェクトを推進している。地方の事業から国際的なプロジェクトまで、デザインとマネジメントの分野で豊富な経験をもつアワル氏の実績は、大学施設の設計、複合施設の開発、アートセンターや美術館、個人の住宅、モスクの設計と広範にわたる。「極東」である日本に来る以前、「西洋」のバルセロナに住んだ経験を活かし、異文化や地理的風習にも配慮しながら様々な文脈で活動。領域横断的なデザインを手がけ、プロジェクトの社会的・環境的・経済的・技術的な側面に対応しながら、それぞれの文脈に適した高度なコンセプトを提示している。

http://ibdadesign.com/


アート・ジャミール

アーティスト、及びアートに関わるコミュニティを支援する芸術団体。歴史的文化の保存修復に加え、幅広い年齢層を対象とした芸術教育プログラムを多数企画・運営している。劇的な社会変動が続く今、最も必要とされる開放的かつ連結したコミュニティの育成に努める。英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、伝統芸術学校 Prince’s School of Traditional Arts、メトロポリタン美術館などの芸術機関と連携し、コラボレーションを軸とした運営モデルを実践。中東を拠点とする作家や団体とは、古代の歴史文化と最新テクノロジーを取り合わせた革新的なプログラムの共同企画や、文化的ネットワークの発展、企業活動活動の活性化に取り組む。また、姉妹団体「コミュニティ・ジャミール」と共に、中東、北アフリカ、トルコにおける社会変化の推進、雇用創出、貧困緩和などにも力を入れている。 

www.artjameel.org